Twitterでは誰もが安心して快適に会話できなければなりません。そのために、私たちはTwitter上の会話に関する機能の変更が必要になる場合があります。このブログでは新しい機能の使い方をご紹介します。
現在は返信した人が話題や議論のトーンを変えたり、あなたやあなたの会話に参加している方が話したい話題から脱線させたりすることができます。自分の始めた会話をもっと管理できるよう、Twitterではツイートへの返信を非表示にできるオプションのテストを日米、カナダにて実施しました。テストを通してこの機能が会話の管理に有効な施策であることを確認できたため、全世界でご利用いただけるよう正式公開いたしました。
皆さんは自分のツイートへの返信を非表示にするという選択ができるようになります。一方で誰もが隠された返信をワンタップで再表示させ、返信を読んだりその返信にアクションしたりすることも可能です。自分が始めた会話を管理しやすくなると同時に、他の人たちも引き続き会話全体を見ることができます。
返信を非表示にした画面
非表示の返信を含む会話の画面
今回のテストで以下の点が明らかになりました。
● ほとんどのケースで、無関係な内容や当初の趣旨から逸脱した返信、もしくは迷惑・面倒な返信を非表示にしています。
● この機能は不必要な発言を遮断する新しい方法として利用されており、返信を非表示にした人の85%はブロックやミュートの機能は使用していません。
● 利用者は、政治家やジャーナリストなど、著名な人たちが今回の新しい機能をどのように活用するのか、関心を持っています。これまでのところ、こうした方々はあまり返信を非表示にしていません。
● カナダでは、ツイートを非表示にされた人の約27%が、相手とどのようにやり取りすべきか考え直すと回答しています。また、彼らはこの機能がキーワードのミュート機能と同じように、目にするものの管理に役立つとも考えていました。
● 返信を非表示にした後で、さらなるアクションを取りたいと考える人がいることもわかりました。そこで私たちは、今後はその返信相手をブロックしようとしているかも注視していきたいと思います。
● 非表示にしたことを示すアイコンがツイートに表示されたままなので、報復を恐れて返信をそのままにしておくという人もいました。これについてはさらにフィードバックを集める予定です。
以上が現時点での主な調査結果ですが、より多くの人々がこの機能を使うようになることで、新たな知見を得られることを期待しています。
Twitterでは今後も会話に関して新たな管理機能やルールの明確化に取り組んで参ります。まもなく、返信の非表示機能が使えるクライアント環境をご案内する予定で、これによって開発者はさまざまな会話管理ツールを構築できるようになります。また、特定の会話への返信や表示についても、さらに多くの機能を模索しており、会話への関わり方を変えることがより健全な会話につながるかどうかテストしています。今後も皆さんが安心してTwitterで快適に会話できるように取り組んでいきます。
返信を非表示にする機能は、iOS、Android、Twitter Lite、twitter.comで利用できます。ぜひ、皆様のご意見やご感想をお寄せください。
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