Twitterは一番早く「今」起こっている災害状況を知ることのできる場であると同時に、必要な情報を瞬時に伝えることができる重要なコミュニケーションツールとなっています。今年もTwitterでは9月1日の「防災の日」および8月30日~9月5日の「防災週間」に際し、様々な取り組みを実施いたします。
いつ起きるか分からない災害に備え、「今」できることはたくさんありますので、Twitterを活用した防災対策をあらためておさらいです。
#防災の日 絵文字
絵文字が反映される期間中に、該当ハッシュタグ #防災の日 を入れてツイートいただくと、防災ずきんをかぶった子どもの絵文字が出現します。
災害時に役立つアカウントをフォロー
信頼できる情報を発信しているアカウントを普段からフォローし、被害状況や復旧情報などの最新の情報を受け取れるようにしておきましょう。また、正しい情報か確認できないツイートは、リツイートなどで共有すると、さらなる混乱を招いてしまうのでご留意ください。
内閣府防災(@CAO_BOUSAI)首相官邸 (災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai)気象庁(@JMA_kishou)総務省消防庁(@FDMA_JAPAN)国土交通省(@MLIT_JAPAN)東京都防災(@tokyo_bousai)
「リスト」を保存して、いざという時に確認しましょう
Twitter ライフライン(@TwitterLifeline)の 47 都道府県ごとにまとまったリストや東京都防災(@tokyo_bousai)の防災・災害時用リストを保存しておけば、もしもの時、自分のお住まいの地区の災害情報・緊急情報をすぐに確認することが出来ます。また、自分の好きなタイミングで確認できるので、タイムラインと分けて必要な時にだけアクセスできます。
災害時の会話を表したデータビジュアライゼーション
異常気象の発生時には、Twitter上での会話に着目することが特に重要になることがわかっています。
世界各地で自然災害や異常気象が発生しています。日本の台風、テキサス州の寒波、オーストラリアの山火事、ジャカルタの洪水において、人々は報道、地方自治体や一般の方からの重要な情報を求めてTwitterを利用していました。
Twitterでは、オフィシャルパートナーが提供するTwitterのデータ分析結果についてビジュアライゼーションを利用して伝える新しい取り組みを考えました。
台風や集中豪雨が発生すると、様々なデータに変化が起こります。雨量が増えると、時間とともに河川が増水し、避難判断となる水位も水防団待機水位から氾濫注意水位、そして氾濫危険水位へと変わります。洪水の危険性に関する注意喚起や、関連事故などの報道も増え、地方自治体では避難場所の告知や避難活動も本格化します。
天候により環境が変化し、危険が私たちの身に迫ってくる現象は、Twitterのツイート数に現れます。今回は、Twitterで何ができるかをわかりやすく伝えるために、私たちは株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)などの世界で限られたオフィシャルパートナーに、データや分析結果をご提供いただいたものを、デジタルアートで関係性を視覚化しました。
デジタルアートについて
アニメーションで日本列島を2019年10月12日から14日に通過した台風19号の進路と千曲川、阿武隈川、多摩川の雨量、水位、ツイート量を表示しています。多摩川のチャートでは、JX通信社のFASTALERTのイベント検知の例を参考として表示しています。
2019年、北日本は壊滅的な台風19号に襲われ、一部の地域では24時間で約100cm弱の雨が降ったため、鉄砲水なども発生し、多くの人命と住宅などを失う甚大な被害となりました。台風の豪雨により、日本の20以上の河川が急速に氾濫し、住民は高台への避難を余儀なくされました。
NTTデータ SDDX事業部課長の高田真行氏は、「台風をはじめとする自然災害が発生した際、身の回りの状況を共有・把握するために多くの人々が活発にTwitterを利用します。台風19号に襲われた際には、日本語のツイート量は平常時の1日の平均値と比較して34%増加しました」と述べています。TwitterオフィシャルパートナーであるNTTデータと、同社のエコシステムパートナーであるJX通信社の分析結果をもとに、Twitter上で展開された台風の話題を以下にまとめました。
Twitterでは、少しでも利用者の皆様に安心して使用していただけるよう、今後も様々な取り組みを行ってまいります。
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