Twitterは将来をより良いものにするための活動に注力しています。2020年にTwitter社員の5か年目標(英語名Tweepforce representation goals)を発表して以来、Twitterはインクルージョン、ダイバーシティ、エクイティ(公平性)、アクセシビリティ(IDEA)について大きな進歩を遂げてきました。IDEAの取り組みを米国で加速させただけでなく、明確な意思をもって世界中で拡大させています。この取り組みは1つの国や地域に留まるものではなく、グローバルでインクルージョンを追求することで、真の開かれた会話の場をつくることができると、Twitterは考えています。
Twitterは2022年初頭にも、「共に飛躍しよう(Lift as we rise)」をテーマとした2021年度年次IDEAレポートを公開しました。そこでは、全世界における新たな3つの社員グループ(退役軍人、障がいを持つ社員、LGBTQIA+のアイデンティティを持つ社員)について取り上げたほか、全世界の女性社員、米国の黒人社員・ラテンアメリカ系社員の定着率について初めて言及するなど、多様性に関するさまざまなデータを発表しています。
それから3か月が経ち、各項目の達成率にわずかながらのギャップがあるものの、Twitterの取り組みが順調に進んでいることを今回お知らせいたします。
たとえば、2025年に向けた米国のマイノリティグループ人材に関する目標を2年前倒しで達成できる見込みが明らかになりました。このマイルストーンの達成に際して、Twitter社員の5か年目標に関する新たなビジョンが必要であり、もっといえばグローバルなインクルージョンを追求したものでなければならないという意識が高まっています。このブログでは、TwitterがIDEAを追求する上で役立つ情報を得るために全世界で行っている取り組みについて以下で説明します。
Twitterは引き続き、リーダーシップの多様化、全世界の女性人材への投資、米国のラテンアメリカ系人材の積極的な採用に向けた取り組みを拡大する必要があることを強く認識しています。最新のデータについては、Twitterのウェブサイトにある採用ページをご覧ください。
セルフIDプログラムの拡充
Twitterを日々利用している人々の多様性があるからこそ、会社としてもそれを反映し、成長しなければなりません。Twitterでは、社員が、人種および民族(米国)やジェンダー(全世界)について任意で自己報告するセルフIDプログラムをすでに導入しています。今回、グローバルにインクルージョンを追求するため、さらに内容を充実させる必要があると考え、プログラムを一新しました。その概要は以下のとおりです。
Twitterは、このような方法で、Twitterだけでなく業界全体を牽引するように努めています。以下では、セルフIDの制作の過程をご紹介します。
グローバル・ダイバーシティ・フレームワーク
グローバル企業として、Twitterは全地域で社員の多様性を保証することを重視しています。しかし、全世界レベルで多様性を定義することは容易ではありません。今回拡大されたセルフIDプログラムを通じて得た社員に関する情報を補うために、Twitterが事業を行っている全世界の市場についての調査を実施しました。そして、その調査結果に基づき、多様性の定義やあらゆる地域でこの取り組みを推進する方法の検討をサポートする「グローバル・ダイバーシティ・フレームワーク」を作成しました。特に注目した調査結果は、以下の2つです。
今後の取り組み
セルフIDとグローバル・ダイバーシティ・フレームワークは、始まりにすぎません。Twitterは、これらの取り組みを通じて、各地域で特に歴史的に疎外されてきたコミュニティにとって適切なIDEAプログラムを実施するための考え方を学びました。
簡単に言えば、この2つのプログラムは意識的にインクルージョンを推進するために考案されており、Twitterのポリシー、手続き、プログラム(能力開発、メンターシップ、スポンサーシップなど)、昇進、業績管理の公正性を評価するときに役立ちます。そして重要なのは、セルフIDとグローバル・ダイバーシティ・フレームワークを組み合わせることで、Twitterのあらゆる要素、レベル、地域における採用の違いを特定することができ、さらには未来に向けてグローバルなインクルージョンに関する目標やターゲットを設定するための土台となる根拠を得られるということです。
Twitterは、グローバルなインクルージョンを追求した新たなTwitter社員の5か年目標を導入する準備を迅速に進めています。今年は、ターゲットを定めた採用プログラムを全世界の各地域で試験的に実施する予定であり、アイルランド、インド、シンガポール、英国ではエンジニアリングおよびテクノロジー分野の女性人材、ブラジルでは黒人人材の採用に注力します。
Twitterは、これらの取り組みが人材の採用だけでなく、人材の維持とも強く結びついていることを理解しており、引き続き全世界でインクルージョンプログラムとリーダーシップの育成に重点的に取り組みます。2021年7月のブログ「Cultivating Inclusion」(インクルージョンの促進)で詳しく説明した内容に加え、ここではTwitterの最近の取り組みと今後の予定を紹介します。
Twitterは真にグローバルなインクルージョンを実現するためには、国際性と粘り強さの両方が必要であることを理解しています。その上で、会社として急速な成長を遂げながら、世界中の社員に平等に良い影響をもたらすIDEA活動を推進していきます。
Twitterは、グローバルに平等で、ローカルに根ざした企業を目指します。#UntilWeAllBelong
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