3月初めからダイレクトメッセージに含まれるURLに対して、マルウェア、フィッシング、その他の脅威を発見し、遮断し、拡散を防ぐためにリンクサービスを活用してきました。つまり、ダイレクトメッセージを通じて送られる全てのURLはtwt.tlというURLに自動的に短縮されました。悪意のあるリンク先と見なされたURLはブラックリスト化され、ユーザーがクリックすると被害を被る可能性があることを警告しています。そして、この素晴らしい仕組みを全てのツイートに適用しようと考えました。
加えて、4月の開発者カンファレンスChirpで言及したように、ユーザーがTwitter上でURLを共有したいと思っても、現状では自動的にURLを短縮する方法がなく、私たちはこれを改善したいと思っていました。Twitter.comのツイートボックスから入力したURLが自動的に短縮されて共有されるととても便利になることでしょう。
これらの目標を達成するために、現在行っているダイレクトメッセージでのリンクサービスを小さなステップとし、それを全ツイートに展開します。現在、このテストをごく一部のTwitter社員のアカウントで行っています。
ユーザー体験、安全、そして価値
この夏、このサービスが多くのユーザーに展開される時、Twitter.comと全てのアプリケーションのリンクはt.coというURLにひも付けられます。これは、本当に長いURL、例えばhttp://www.amazon.com/Delivering-Happiness-Profits-Passion-Purpose/dp/0446563048というURLがhttp://t.co/DRo0trjという短いURLに短縮されてSMS上に表示されます。しかし、WEBサイトやアプリケーション上では、amazon.com/Delivering-http://www.amazon.com/Delivering-Happiness-Profits-Passion-Purpose/dp/0446563048/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1275966329&sr=8-1という形式や、元の長いURLやページタイトルなどを表示することが可能となります。究極的には、統計機能や悪意のあるリンクを拡散させない、といったt.coリンクの価値のある機能を損なわずに、最も使いやすく、有益で、適切な表現をデバイスに合った形で表示することが開発者の判断で可能となります。
良いユーザー経験と安全性の増強に加えて、このサービスを通じてのリンク加工は、やがてPromoted Tweetsの統計情報へも貢献することになるでしょう。そして、レソナンス(反響度合い)算出アルゴリズムにも重要な品質-つまりどれだけツイートが関連していて、興味深いのか-を提供するでしょう。また、このデータを活用したサービス、例えば私たちが目指すコマーシャルアカウントサービスの統計機能として活用できることを期待しています。
まずは開発者の皆さんから
最初のステップとして、Twitterプラットフォーム上にてアプリケーションを持つ開発者は、このサービスについて今すぐ準備を始められます。短縮されたURLをどのように見せるかを、デバイスやアプリケーションによって実用的かつ有益、最適な方法で選択できます。最初のステップは小さなものです。私たちは、@TwitterAPI、@rsarver、@raffiといったいくつかのアカウントにてこの機能を利用開始しますので、開発者は自分のコードをテストすることができます。最終的にはTwitter上の全てのリンクが短縮されます。
もし、ツイートに短縮URLを挿入する際に、特定のURL短縮サービスに思い入れがある場合、思い悩まずにそのサービスを利用し続けてください。私たちは、その短縮されたURLを処理します。
私たちの友人である.CO Internet SASに対してお礼を申し上げたいと思います。.COという新しい拡張子をレジストリに登録いただき、また、このサービスを利用するにあたってt.coの安全性確保に協力してもらいました。おかげで、Twitterで共有されるリンクは、より安全ですっきりとし、そして価値のあるものとなることでしょう。
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