世界中のツイート

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金曜日, 2010年10月22日金曜日

Twitter は、人々の距離を縮め、異なる文化や世界中のイベントを身近に感じさせてくれます。実際、このブログポストの原文は英語で書かれていますが、世界中の人気トレンドでは、モスクワのサッカーチーム、ブラジルの政治家、オランダのテレビ番組の内容についてのツイートが含まれています。

Twitter の世界における急速な成長は、世界中のあちこちで Twitter の素晴らしい活用法が次々と生まれていることを意味します。活用法においては多くの共通点が見られますが、特に私たちが注目しているのは、様々な国の人が独自の方法で Twitter の価値をどのように引き出しているのか、です。

ここで、世界中の Twitter の影響力を最新の事例でご紹介します。

  • 日本 - 米国以外では、他のどの国よりも日本からのツイートが多くなっています。モバイルからネットへの高い接続性が大きな役割を果たしています。AP通信社 (リンク先は英語) によると、Twitter は「日本で各個人が持つ個性というものに対して大きな意味を与えた」とのことです。
  • ブラジル - 今年、3人全ての大統領候補が選挙の最初のラウンドで自分達の選挙戦についてツイートしました。そして、コミュニティは自分の意見を直接、大統領候補に伝えました (リンク先は英語)。また、今週のTime誌では「なぜブラジルで Twitter がそんなに人気なのか (リンク先は英語)」という特集記事を組んで、このサービスが与えるブラジルのメインストリームへの影響について洞察が掲載されました。
  • チリ - 地震後、Twitter へのユーザー登録率が500%に跳ね上がり、それ以来、成長が続いています。先週、チリの鉱山救助に対して世界が一つになって支援し、無事救出されたことを目撃しました。また、大統領自らのツイートも確認しました。
  • 中国 - ノーベル平和賞受賞者である劉暁波氏の妻が自宅軟禁下 (リンク先は英語) にありますが、Twitter のアカウントを持っています。北京メディア評論家からの最近の解説では、Twitterは、中国の社会の進歩を少しずつ推進しているという。
  • エクアドル - 大統領は、連邦警察による抗議の後、市民が不安な状況の中、Twitter 経由で非常事態を宣言 (リンク先は英語) した。世界中の指導者は、連帯と民主主義を後押しするツイートだと率直に答えた。
  • ハイチ - Twitter の利用は、今年の大地震以降、危機的な状況の中でとても重要な役割 (リンク先は英語) を果たしました。また、この経験はモバイルチームが新しい機能を作ることを後押ししました。それは、「ファーストフォロー (Fast Follow)」(SMSを使った機能のため、日本では未公開機能)と呼ばれ、Twitter アカウントを持っていなくても好きなユーザーをフォローできます。
  • インド - 1年前と比較して、インドでは5倍のユーザーが存在し、ボリウッドスター政治家クリケット選手などの知名度の高いユーザーによる Twitter 活用によって成長は後押しされています。
  • ナイジェリア - アフリカ全土において Twitter の利用が増えていることを確認していますが、特に人口の多いナイジェリアでは顕著です。実際、数週間前に起きた爆弾爆発事故のニュース (リンク先は英語) は、Twitter 上で話題となり、影響を受けるエリアを避けるために役立った。
  • ロシア - Twitter 本社にて、メドベージェフ大統領が Twitter を開始した翌日には300%のユーザー登録があり、ロシアでの著名人 (リンク先は英語) による Twitter 活用により成長は依然として続いています。
  • 韓国 - 「選挙に行こう」キャンペーン (リンク先は英語) がオンラインで広がり、大統領の事務所が投票者とより良いコミュニケーションをするためにツイートを始めた6月以降、アカウント数は2倍になりました。

本当の意味でのグローバルネットワーク、つまり自分の興味のある分野に関する情報を取得したり、意見を交換することを世界レベルで実現するには、Twitter のサービスは簡単である必要があり、世界中のあちこちでその地域に関連性の深い情報を提供する必要があります。そのために、私たちと、ボランティアの翻訳家が協力し合って Twitter.com を日本語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語に翻訳しています。そして、間もなく他の言語にも拡大していく予定です。