より多くの方に、Twitterがどのように企業のマーケティングに活用されているかを知ってもらえるよう、企業のみなさんの声を伺うシリーズ #インフルエンサーQA を連載しています。Twitter活用の効果のほか、担当者ならではの悩みや面白さを中心にお話を伺いたいと思います。5回目となる今回は、UQコミュニケーションズ株式会社さんにお話を伺いました。
今回はUQコミュニケーションズ株式会社、営業部門 販売促進部長の西山 暢一さん(右)、営業部門 販売促進部 WEB企画グループマネージャの前尾 津也子さん(左)にお話を聞きました。
西山さん:弊社はもともとWiMAXモバイルデータ通信サービスを提供してきました。そして、去年よりUQ mobileの提供も開始しました。そもそも、モバイル通信のサービス自体とTwitterの親和性はとても高いです。Twitterを単なる広告メディアとして捉えるのでなく、お客様のリアルな生の声を拾うことができる重要なツールとして位置づけています。経営層から社員までが日々変わるツイートの分析を注視し、弊社のブランドや提供サービスがどのようにTwitter上で会話されているかを把握しています。
様々なメディアの中で、Twitterはお客様の本音がわかるプラットフォームといえます。現在はまず、UQ mobileを認知してもらい、サービスとして使っていただくためには、弊社はどうあるべきかをTwitterを通して分析しています。格安スマホ・SIM業界は群雄割拠です。それでも弊社が提供するUQ mobileについては3割強のポジティブなツイートがあります。しかし、ツイート量がまだまだ少ないことが課題であるため、Twitter広告も活用し大々的なキャンペーンを展開しました。
前尾さん:今回のキャンペーンは、応募者に毎日ギフト券や趣向を凝らしたプレゼントが当たるという内容です。そして、お客様にキャンペーンでお薦めしているサービスは「ぴったりプラン+イチキュッパ割」で、スマホが無料通話とデータ容量込みで、月額1980円~使えるというものです。さらにメリットとしては節約モード(送受信最大300Kbps)にすると、TwitterなどのSNSや音楽などの大半のサービスがデータ消費を気にせずご利用いただけます。
ある調査によると、スマホユーザーの7割がSNSのヘビーユーザーですが、データ量を気にしながら使っているという事実が浮き彫りになりました。ですから、このサービスはTwitterの利用者の方々にこそオススメしたいサービスであり、これを広くお知らせするため毎日プレゼントキャンペーンを企画しました。繰り返し応募することも可能なんですよ。7月1日からキャンペーンを開始して以来、毎日平均2,000人の方がキャンペーンのツイートをリツイートしていただいているので、かなり興味を持っていただいたと実感しています。
「これなら、ずっとつながっていられるね。」
— UQコミュニケーションズ ( @UQ_WiMAX) July 1, 2016
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前尾さん:通常、オーガニックのツイートで情報発信をしたり、お客様の反応をみたりしていますが、今回のキャンペーンを通じて情報拡散したかったことがTwitter広告を採用した背景です。プレゼントキャンペーンの内容に趣向をこらすと同時に、興味関心に基づいたターゲティングを実現できるTwitter広告を活用することがより効果的だと思ったからです。
さらにTwitterの利用者は、若年層や30代以上も多いということで、まさに弊社のメインのターゲットがいらっしゃいます。繰り返しになりますが、Twitterが得意とすることはお客様の声を包みなく拾うことであり、マスのリーチ補完が可能であること、そしてフリークエンシー補完を目的にも使えます。月間アクティブユーザーが3,500万人であることはとても価値があると思います。
前尾さん:弊社は様々なキャンペーンを通じて、情報拡散を図っています。他分野の業種業態とのコラボレーションを通じて面白いことにチャレンジしたいですね。Twitterには、特にTVCMなどとの連動により相乗効果を期待しています。現在は、一方通行のコミュニケーションではなく、お客様と弊社、お客様同士の情報交換がフックで商品を選択される時代だと認識しています。ニーズが細分化し、いろいろな商品を選択される時代でもあるため、お客様の痒いところに届くコミュニケーションやサービスをより実現していきたいです。
西山さん:弊社のサービスは契約をともなう商品であるため、使っていただいてはじめてその良さが分かります。ですから、お客様がどのように反応し、弊社がそれに対してどのようにフィードバックできるかが大きなポイントですね。その双方向コミュニケーションができる素地がTwitterにはあります。それにより、世の中に少しでも貢献できるようにしたいですね。2016年下期はフォロワー数をさらに増やして、ファン化やコミュニティ形成を加速していきたいです。
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