#YearOnTwitter

投稿者
月曜日, 2015年12月7日月曜日


社会的な活動のハッシュタグから興奮や、誰かへの支持などの感情を表したツイートなど今年も、たくさんの方々のたくさんの瞬間が世界中からTwitterの上に集まりました。

今年一番リツイートされたツイート、一番人気のあったトレンドと絵文字など、世界全体で見たこの1年のTwitterを @GettyImages さんのご協力を得て、2015.twitter.com にまとめました。その中より、今年もっとも大きかった10のトピックをこちらにご紹介します。

#ParisAttacks: 11月に起きたパリのテロ事件。「 #PrayForParis /パリのために祈ろう」のハッシュタグのもと、世界の人々からパリの人たちに思いを届けました。また、10ヶ月前には同じパリにある風刺を特徴とした新聞社シャルリーエブド社でもテロ事件がありました。この時も、被害者への思いをはせた「Je Suis Charlie/私はシャルリー」のフレーズが世界中から集まりました。

#BlackLivesMatter:#BlackLivesMatter/黒人の命は大切だ」は、Twitter上で約900万回使われた、大きな社会的動きの中心となるハッシュタグでした。このBlackLivesMatterは #Ferguson/ファーガソンや#Charleston/チャールストン、#BaltimoreProtests/ボルチモアなどの警察と一般市民である黒人の方々との事件を語るさいの大きなメッセージとしても用いられています。

#MarriageEquality:#MarriageEquality/結婚の平等」ハッシュタグは、米国やアイルランドを中心に、同性の結婚が法的に認められてたことを祝う際に利用されました。これに関連して、アイルランド国外にいる国民の投票を呼びかけるときに使われた#HomeToVote や6月26日に米国の最高裁判所が同性カップルを法的に認めたことを祝った#LoveWins もありました。

#RefugeesWelcome: 多くの中東やアフリカの人々が保護施設を求めて欧州に移動した際、世界各地の人権活動家やその活動を支持をしている一般の方々を中心に使われたのが 「#RefugeesWelcome /難民の方歓迎」でした。

#IStandWithAhmed: 米国テキサス州で14歳のアフメド・モハメッド君が手作りの時計を学校に持っていったところ、爆弾を持っていると誤解をされました。この時の少年が手錠をかけられて拘束された画像が瞬く間にTwitterの上に広がりました。事件発生から6時間の間に、オバマ大統領からのツイートを含めて37万件以上の 「#IStandWithAhmed/アフメドとともに」のハッシュタグを付けたツイートが起こりました。

各国での選挙: Twitterは多くの人々に向けて会話を行うのに便利な場所です。この特性を活かし、アルゼンチンカナダシンガポールインド英国など、この1年で世界各地行われた大きな選挙の際にはTwitterが活用されました。

#FIFAWWC: この夏にカナダで行われたFIFA女子ワールドカップ時に世界のサッカーファンがつくったTwitter上での会話は膨大なものになりました。ゴールの瞬間に起こる「ゴーーール!」ツイートやペナルティキックへのコメントなど、6月6日から7月5日までの期間に行われた「#FIFAWWC/FIFA女子ワールドカップ」に関するツイートの合計インプレッションは90億回になりました。

#PlutoFlyby: NASAの無人探索機ニューホライズンズ (@NasaNewHorizons) が2006年に地球を離れた時にはまだTwitterはありませんでした。でも今年7月に@NasaNewHorizonsが冥王星から7750マイルの距離まで近づき、人類が初めて冥王星の写真を見ることができるという事になった時の期待と感動は 「#PlutoFlyby/冥王星のそばを飛行」のハッシュタグで祝われました。7月14日のこのハッシュタグへのツイートは100万ツイートを超えました。

#TheDress: 違う光のなかで見た1着のドレスの写真はTwitterやインターネットを通して世界各地に広がり、#BlueandBlack/青と黒か、それとも #WhiteandGold/白と金かと、ドレスの色への意見が盛り上がりました。2月26日から27日だけでも440万以上のツイートが行われています。

@Caitlyn_Jenner joins Twitter: 金メダリスト保持者としての男性から、この6月に華やかな女性として変身したケイトリン・ジェンナーさん (@Caitlyn_Jenner)。Twitterのアカウントが公開されて1時間の間に、オバマ大統領 (@POTUS)の記録を破る速さで100万人フォロワーが付き、ギネス世界記録となりました。

日本での2015年の振り返りはこちらのブログをご参照ください。