Twitterはかなりの速度で成長しています。現在、アクティブユーザー数は1億4千万、1日のツイート数は3億4千万件です。ユーザー数が増えるほど、たくさんの素晴らしい情報を得ることができるようになりますが、反面、スパムのターゲットにもなってしまいます。スパムの数はたくさんの良い情報の中で微々たるものではありますが、やっぱり見たくないものですよね。
以前、スパムについて触れたことがあります。Twitterのエンジニアたちはスパムをやっつけようと日々戦っています。そして、今、法律という素晴らしい武器をみつけました。
スパムと戦う上でのチャレンジのひとつは、Twitter上にスパムが拡散されるようにつくられたツールです。これは他のスパマーたちも簡単に使えるように設計されています。
今回、Twitterはもっともユーザーに迷惑をかける5つのツールを対象に、サンフランシスコの連邦裁判所で訴訟を起こしました。これによって、直接このツールの作者たちにリーチすることができます。このようなツールのツールプロバイダーを止めることで、他のスパム業者たちを阻むことにもなります。また、Twitterがスパムと正面から戦おうとしていることを知らせることで、他のスパム業者たちを抑制することにもつながります。
これは大きな一歩ではありますが、Twitterのスパムへの戦いはまだ続きます。エンジニアチームはスパム対策の技術の開発努力を続けています。例えば、今週の初めから、@ユーザー名でまわってくるスパムを駆除する新しい方法を使い始めています。また、リンクを短くする機能(t.co)を使うことでツイートに入れられたリンクの先がマルウェアや悪意のあるコンテンツではないことの確認することにもつながっています。これは、ユーザーが怪しいリンクにアクセスすることを防いだり、悪用されたアカウントをクローズする助けにもなります。もし怪しいリンクやアカウントを見つけたら、ぜひ、こちらまでレポート下さい。
Twitterはスパム対策チームを拡大しながら、使える方法はすべて使ってでも、スパム業者を絶滅させるために全力を尽くします。今回の訴訟はTwitterにとってひとつの大切な一歩です。
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