10代向けITリテラシーワークショップ「#ぼくらのTwitter」、第2回目を開催しました

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Tuesday, 21 June 2016

10代の方々も利用されているインターネットの世界には、楽しくてワクワクすることがたくさんありますが、残念ながら危険も存在しています。

そこで10代のユーザーの皆さんもにTwitterやインターネットを安全にご利用いただきたいという思いから、Twitter JapanはNPO CANVAS (@canvas_kids) とともに、中高生向けのITリテラシーをテーマとした取り組み #ぼくらのTwitter プロジェクト を定期的に開催しています。

プロジェクトの2回目にあたる今回は、6月12日(日)に25人の中高生の皆さんをお招きし、ワークショップを行いました。
(今年の2月、3月に開催された第1回目のワークショップの様子はこちらをご覧ください。)

VineクリエイターHayattoさん(@hayatto_n)による、対談&動画撮影実演ショー

ワークショップは、Vineクリエーターとしてストップモーション作品を中心に活躍されているHayattoさん(@hayatto_n)をお招きしたセッションからスタートしました。VineやTwitterというプラットフォームがご自分の人生をどのように変えたかを、MCとの対談形式でお話いただきました。対談のあとには、ストップモーション動画をどのように撮影されているかの実演。参加者の皆さんがカメラの前に並んで、Hayattoさん自作の小道具を掲げて・・・あっという間にこんな動画が完成しました!

グループディスカッション「ぼくらのTwitterの使い方」

Hayattoさんのセッションで楽しんだ後は、2~4人のグループに分かれ、それぞれのTwitterの使い方を話し合う場を設けました。同じ10代でも使い方はさまざま。Twitterを何のためにどのように使っているのか、Twitter上で経験した嬉しかったこと、失敗したことなどを自由に話し合っていただきました。本名や学校名を公開しない、悪口や批判的なことを書かない、という失敗しないためのそれぞれのマイルールがある一方で、「有名人にツイートしたら返信が来た!」や「共通の友人ができた!」など嬉しい体験も聞かせていただきました。

プチ授業「Twitterについて学ぼう」

皆さんは普段使っていただいているTwitterについて、どれだけご存じでしょう?Twitterにも利用規約やルールがあること、ご存じですか?参加者の皆さんは安全に使うためのマイルールをすでにいろいろとお持ちでしたが、Twitterからも、Twitter上での禁止事項や身を守るためのツールについてあらためてご案内しました。。

個人情報の公開、誰かの悪口、著作権の侵害、誰かのなりすましなど、悪意がなくても、友達同士でふざけたりついうっかりして、ルール違反をしてしまうことがあるかもしれません。便利なツールを楽しむには、ルールとマナーをしっかり理解しておくことが重要です。Twitterから10代の皆さんへのメッセージは、セーフティセンターをご覧ください。

また、見たくないツイートや関わりたくない人がいる場合、ルール違反をする人に困っている場合などには、Twitterが提供するミュート、ブロック、報告という3つのツールを使っていただきたいと思っています。3つのツールについては、こちらをご覧ください。

動画クリエイター体験!「Twitterでみつけたイイ話」

参加者の皆さんには、ここまでの一日で学んだことと普段のTwitterの上での体験をもとに、「Twitterでみつけたイイ話」「私のオススメするTwitterのいい使い方」をテーマにしたVine動画作りに取り組んでいただきました。

皆さんが2時間で作り上げた作品を、コンセプトの解説とともに一部ご紹介します。当日は、お越しいただいたゲストの皆さんそれぞれから、3つの賞もお贈りいただきました。

「Twitter上の心ない言葉に傷つく誰かを救う、Twitter上のあなたのあたたかい言葉」
(Hayattoさんから「クリエイティブ賞」)

「Twitter上では立場、年齢、性別に関係なく誰もが平等な発信力を持てる」
(ネット教育アナリスト尾花紀子先生&高校生ICTカンファレンス実行委員長米田謙三先生から「メッセージ賞」)

「パリから東京へ。瞬時にいいねを届けるTwitter」
超十代制作委員会さんから「超十代賞」)

その他の作品も、ハッシュタグ#ぼくらのTwitter、またはイベントウェブサイトにてご覧いただくことができます。

日本の若い世代の皆さんに多くご利用いただいているプラットフォームとして、Twitterは今後も10代の皆さんが安全にご利用いただけるよう、様々な取り組みを行っていきます。#ぼくらのTwitter プロジェクト は今年中にまたイベントを開催予定ですので、ご興味のある方はぜひイベントウェブサイトで最新情報をチェックしてみてください。

ご参加いただいた10代の皆さん、ありがとうございました!