Twitter API v2において、ツイートオブジェクトに編集済みツイートのメタデータが追加され、公開ツイートの編集履歴をAPI経由で取得できるようになりました。
先日、新しいツイート編集機能をテスト中であることをお知らせしましたが、この度、ニュージーランド、オーストラリア、カナダのTwitter Blue利用者向けにツイート編集機能が利用可能になりました。私たちは、この新機能によってもたらされる新しいツイートデータを、開発者の皆さんが取得できることが重要であると理解しています。編集したツイートのメタデータはエンドポイントではなく、関連するすべてのv2エンドポイントで返されるツイートオブジェクトに新しいフィールドと拡張を追加したものです。ツイートに加えられた編集を把握することは、返信、リツイート、エンゲージメント、その他ツイートに含まれるメタデータを理解することと同じくらい重要です。
ツイート編集機能は、段階的にTwitter利用者にリリースされる予定で、すぐに編集済みツイートが大量に生成されることはないと思われるため、ツイート編集機能が利用できるTwitter利用者が増えていく間に、編集済みツイートのデータがAPIでどのように表現されるかを開発者の皆さんが理解する時間を提供できればと思います。
今回、ツイートオブジェクトを返すv2エンドポイントを全てアップデートしました。それによって、Twitter上のツイートの編集履歴とコンテンツの現在の状況を把握できます。Twitter API v2は、1回のリクエストで、最新の編集済みツイートと、追加の編集済みツイートのメタデータを提供します。
具体的には、ツイートオブジェクトに2つの新しいフィールドが追加されました。
さらに、ツイート拡張機能であるedit_history_tweet_ids により、ツイート編集ごとのツイートオブジェクト(テキスト、メディアなど)を、各編集バージョンごとの公開メトリクスの情報と共に取得できます。
この編集済みツイートのメタデータについては、サンプルデータも含めて、詳しくはこちらのドキュメントをご覧ください。
Twiter API v1.1のStandard、Premium、およびEnterpriseが返すツイートオブジェクトに、新たに編集済みツイートのメタデータを追加しています。
この新しいメタデータは、前の編集バージョンのツイートのツイートIDの配列、Tweetが編集可能であったかどうか、30分間の編集ウィンドウの期限を示すタイムスタンプ、残りの編集回数を提供します。
しかしながら、これらのメタデータは、Twitter API v2に比べて、包括的ではありません。v2では、1回のリクエストでツイートの全ての編集履歴と過去のツイートのバージョンも拡張機能によって得ることができますが、v1.1では過去のツイートのバージョンを取得しv2と同等の情報を取得するのに複数回APIを呼び出す必要があります。
今回の新機能リリースに伴い、開発者利用規約の表示要件が編集済みツイートの表示に関して更新されました。ここでは、ツイートが編集された場合、その編集をTwitterプラットフォーム上で発生した通りに表示し、ツイートの編集履歴を提供する必要があると規定されています。また、Twitterのコンテンツを保存する開発者は、編集されたツイートも含め、Twitter上のコンテンツの状態に応じてデータを最新に保つことを定めたコンテンツコンプライアンスポリシーを引き続き遵守することが期待されます。詳しくは、開発者ポリシーをお読みください。
これらの更新に対応できるよう、既存のコンプライアンスソリューションに新しいコンプライアンスイベントタイプを追加しています。
ツイート編集の機能は、現在は一部のTwitter利用者にのみ利用可能ですが、前述のように段階的なロールアウトが進む間、Twitter API v2の機能により慣れていただくことをお勧めします。今後、Twitter API v2を通じてツイートの編集ができる機能の追加も検討しています。
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